総合サイトと専門サイトのどちらが良いのか?
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総合サイト VS 専門サイト
サイトを作る時には、まず企画が必要となります。
これから作ろうとするサイトをどのようなサイトにしていくのかを考えなければ、サイト作りはうまくいきません。
そこで、今回は2種類のサイトについて説明します。
どちらのサイトが自分に向いているのかをじっくり考えて、これからのサイト作りに活かしていただければ幸いです。
サイトの種類は、大きく分けると総合サイトと専門サイトに分ける事ができます。
総合サイト
総合サイトというのは、特にコンテンツの内容を限定せずに様々なジャンルの記事がごちゃ混ぜになっているサイトです。
テーマにこだわらずに、記事を書くネタを思いつけばどんどん書いていくというスタイルです。
ブログの場合は、雑記ブログとかごちゃ混ぜブログとも言います。
個人で運営しているブログで多い形態です。
総合サイトのメリット
総合サイトとのメリットは以下のようなものがあります。
- テーマが特定されていないので、記事を書くネタに困る事が少ない
- 1つのサイトでいろいろ書けるので、サイトを複数展開する必要がない
- 飽きにくいので継続しやすい
- たくさんのキーワードで集客することができる
- トレンドネタをすぐに記事にしてアクセスを集めることができる
特に専門知識が無い人で、テーマにこだわらず書いていきたいと言う人は、このような雑記ブログがおすすめです。
総合サイトとのデメリット
総合サイトには以下のようなデメリットがあります。
- サイト全体のテーマが一貫してないので、トップページが上位表示されにくい
- ユーザーが関連する別のページを見てくれないのでPVが伸びにくい
- 収益化しにくい
雑記ブログはテーマが一貫していないため、収益化しにくいという大きなデメリットがあります。
個人で運営する趣味のブログの場合はいいのですが、ビジネスとしてサイトを運営する場合にはあまり向いていません。
専門サイト
もう一つは専門サイトです。専門サイトは何か特定のテーマが設定されていて、それに関する記事ばかりに特化したサイトの事です。
例えば、エステの事ばかり書いてあるサイト、クレジットカードの事ばかり書いてあるサイトなどです。
専門サイトは、ビジネスサイトや何か専門的な知識・経験・スキルを持っている人におすすめの形態です。
専門サイトのメリット
専門サイトには以下のようなメリットがあります。
- サイト全体のテーマが明確なのでトップページが上表示されやすい
- アクセスしてくれたユーザーが関連する別ページも見てくれるのでPVが増えやすい
- 収益化しやすい
- テーマが一貫しているので、その事について興味を持っているファンを作りやすい
専門サイトのデメリット
専門サイトには以下のようなデメリットがあります。
- 少しテーマの異なる複数のキーワード上位表示を狙おうとすると複数のサイトを運営しなければならず手間がかかる
- ある程度記事数が増えてきたら記事を書くネタ探しに苦労する
- 専門的な知識・スキル・経験がないと継続することができない
まとめ
よく総合サイトと専門サイトのどちらが良いの?という質問を受けます。
どっちが良くて、どっちが悪いということは特にないのですが、趣味で書くなら総合サイト、収益化を目的にするなら専門サイトがおすすめです。
前回の「検索キーワードの分類方法とSEOの費用対効果」という記事で解説したように、狙うキーワードが細かいスモールキーワードの場合、総合サイトを作って、記事をどんどん書いて個別ページで拾っていくのが良いでしょう。
狙うキーワードがミドルキーワードやビッグキーワードの場合は、専門サイトを作って、トップページで上位表示を狙っていくのが良いです。
ミドルキーワードやビッグキーワードを狙う場合には、総合サイトで上位表示するのは難しいです。
例えば、「交通事故 弁護士」「相続 弁護士」という2つのキーワードを狙うのであれば、それぞれに特化した専門サイトを2つ作って、それぞれのトップページで上位表示を狙っていくのが良いです。
Webサイトをビジネス目的に使って収益化するのであれば、専門サイトが有利です。
自分がWebサイトで何をしたいのかというのをはっきりとさせて、それにあったサイト作りを行うことが大事です。