高齢者(年金生活者)でもクレジットカードは作れますか?
Q. 質問:高齢者(年金生活者)でもクレジットカードは作れますか?
A. 回答:
高齢者(年金生活者)がクレジットカードの審査に落ちる理由として多いのが、年齢が入会条件にひっかかっている場合や高齢のためにスコアが低いというのが考えられます。
この場合には、対策は簡単で、高齢者を対象にしたクレジットカードを選んで申し込みをすればよいでしょう。
例えば、JR東日本グループが発行している大人の休日倶楽部ジパングカードなどがあります。
入会条件が男性満65歳、女性満60歳からの完全に高齢者を対象としたクレジットカードです。
年会費が個人会員で4,285円、夫婦会員(2人分)で7,320円必要となりますが、新幹線を含むJR線の運賃が30%割引になるなど、超お得なサービスが付いています。
このような高齢者向けのクレジットカードに申し込めば年齢による制限で審査に落とされることはありませんし、年金生活者でも審査に通りやすいです。
もちろん、年金以外にも収入があれば、より審査に通りやすいのは間違いないでしょう。
高齢者でも年金以外に年収100〜200万円くらいあると、高齢者向けのクレジットカードであれば、ほぼ審査には通るでしょう。
次に、高齢者でクレジットカードの審査に落ちた理由としてかんがえられるのが、態度が横柄ということです。
もちろん、全ての人ではないのですが、年配ということで「自分の方が人生の先輩である」という思いが態度に現れて、横柄になり申し込みの際にトラブルになるというパターンが意外に多いのです。
例えば、以下のような事が高齢者に多いです。
- 申込書の字が汚くて雑である。
- 記入欄に未記入の空白を作る。
- 本人確認書類のコピーなどが汚い。
- 店頭での対面申し込みの際に、横柄な態度を取ったり汚い言葉使いをする。
- 分からないことがあった時などにイライラして大声で怒鳴る。
など。このような横柄な態度は審査に悪い影響を及ぼしますので、感情論での行動や衝動的な行動は慎むように心がけましょう。
もし、自分が横柄な態度を取ってしまったり、衝動的な行動を取ってしまう性格だと認識しているのであれば、店頭での対面申し込みではなくインターネットから申し込むと良いでしょう。
また、極端に字が汚いという人も対面や郵送ではなく、インターネットで申し込むことが有効です。
また、できるだけキャッシング枠を0円で申し込みましょう。
それでも、クレジットカードの審査に通らないようであれば、個人信用情報機関で自分の信用情報を開示しましょう。
もし、延滞や事故などが記載されていれば、審査に通ることは難しいので、少なくとも個人信用情報機関の記録から延滞や事故情報が消えるまではおとなしく我慢しましょう。
個人信用情報機関の情報に問題が無いのに審査に落ちるという場合は、自社情報を元に審査で落とされている可能性があります。
昔に自己破産などの債務整理をした事があり、支払いを踏み倒した事があるという場合、その金融機関とつながりのあるグループ会社などでは情報が共有されている可能性があります。
また、会社の合併などで債務整理などの情報が自社情報として蓄積されるということもあります。
以前に支払いを踏み倒した事がある金融機関を調べて、それに関連するグループ会社、企業合併の有無も調べて、自分の債務整理など不利になる情報を自社で保有している可能性のあるクレジットカード会社を避けて申し込みをしましょう。
【参考記事】