土地と建物はセットで考えないと意味がない。

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成功する土地探しについて

うまい土地探しのコツは建物とセットで考える事

管理人 文字実
家作りで失敗する人には共通のパターンがあります。→ 家作りで失敗しないため住宅展示場に行く前に絶対にした方がいいことは?

マイホーム作りは土地と建物をセットで考えると成功する。月々の返済も安心できる。

マイホームを建てると決めて、土地探しを始めた人の多くは、自分が家を建てる予定の地域を特定して、不動産情報サイト、不動産屋の広告、折込チラシなどを見てその周辺の空いている土地を探すという事をします。

実は、この方法はあまり賢い土地探しの方法とは言えません。

不動産屋などの土地のプロでもない限り、土地だけを単体で見ても、そこに実際に建つ家をイメージすることが難しいのです。

家を建てるには建築基準法などの様々な法律による制限があります。

容積率、建ぺい率、前面道路、用途地域など専門家でないと判断するのが難しい事がたくさんあって、実際にはその土地には建てたい家が建てられないという事がよくあります。

これは建物だけを単体で見る場合も同じです。

自分が建てたい建物の大きさ、間取り、構造、高さなどが決まっていても、その建物を実際に建てる事ができる土地というのは限られます。

土地と建物はセットで考えないと意味がない。

したがって、土地探しをする時には、土地と建物をセットで考えて、建築基準法による制限や建物の設計など、様々な事を同時並行で考えながら進める事が必要です。

まず最初に、自分の収入や同居する人で収入のある人がいれば、その人の年収も合わせて、世帯収入を計算して、そこからおおよその借入可能額を知ります

年収の多さ、自動車ローンやクレジットカードの残高など、人によって借入可能額は異なりますが、これから借りる住宅ローン以外に何も借入金が無い状態だと、おおよそ世帯収入の6〜8倍くらいが目安となります。

そこから、自己資金(頭金)を出すのであれば、その分も加えて全体の予算を計算します。

例えば、夫の年収が400万円。妻の年収が100万円の場合、世帯収入は500万円となります。

自動車ローンなどの借金が他に無ければ、2人で連帯債務者となって住宅ローンを組む場合、約3,500万円(世帯収入の7倍)くらいが借入可能額となります。

ただし、注意しなければならないのは、借入可能額と実際に返済できる金額は違うという事です。

家を建てた後、そこで生活を始めると住宅ローンの返済以外にも様々な費用が発生します。

典型的なのは、水道光熱費やインターネットなどの通信費です。

水道光熱費等も住宅ローンの返済と同じで、毎月必ず支払わなければならないランニングコストとなりますので、それも計算した上で借入金額を計算しなければなりません。

特に光熱費に関しては、建てる家の良し悪しによって、月々のコストが大きく変わってきます。

家の断熱性・機密性が高いと、エアコンなどの冷暖房機器の使用頻度を下げる事ができるので、一般的な家庭でも光熱費を毎月3,000円〜5,000円くらい安くできる場合があります。

断熱性や気密性について詳しく知りたい人は「Q値とUA値で簡単に家の性能が分かる」のページを読んで下さい。

つまり、土地、建物、水道光熱費、インターネットなどの通信費などをマイホームのトータルのコストとして、全体をセットで予算計画を立てなければならないのです。

世帯年収から計算したおおよその借入可能額の範囲で、これら全てのコストが支払える金額を予算として借入れをしないと、将来的に支払いがきつくなってきます。

これらの事を土地や建物のプロでは無い普通の人が自分で考える事はほぼ不可能ですし、ここで失敗すると、後になって取り返しのつかない事になる危険があります。

そのためには、マイホームを建てる一番最初のスタートである土地探しの段階から全体をトータルで考えてくれるプロの力を借りるのが最も賢い方法なのです。

そのためには、いくつか方法があるので、これから1つずつ説明します。

土地と建物をトータルで考えた計画書を無料で作成してもらえるサービスがある。

まず、一番お手軽でおすすめなのがインターネットから申し込めるサービスを利用する事です。

複数の優良なハウスメーカーや注文住宅会社が、土地や家の間取りなどの家作りの計画書の作成を無料で行ってくれるサービスがあります。

家を建てる予定の地域、間取り、住む人数、広さ、予算など簡単な項目を入力するだけで、希望のハウスメーカーや注文住宅会社が、間取りプラン、資金計画、土地提案などをしてくれます。

各会社によって強みが違うので、プランも様々なものが見られて、本当にマイホーム作りの参考になります。

そのようなサービスを利用すれば、土地と建物をセットにしたプランを提案してくれるので、土地と建物を合わせた金額の見通しが立てやすいので、予算オーバーになりにくいです。

土地探し、間取りのプランニング、建物の設計などをある程度プロに任せたいという人にはおすすめのサービスです。

次に、土地探しや間取りなどは時間をかけてプロとゆっくりと相談しながら自分で決めていきたいという人におすすめの方法です。

そういう人の場合、最初にしなければならないのは、自分の希望通りの家を建ててくれる親切で技術のあるハウスメーカーを選ぶ事です。

ハウスメーカーによって、木造や鉄骨の違いがあったり、坪単価なども大きく異なります。

また、住友不動産などのように総合不動産ディベロッパー系のハウスメーカーは、土地探しに強いといった特徴もあります。

いずれにせよ、ハウスメーカーの場合には、ほとんどの会社が土地探しと家作りをセットで請け負ってくれるので、担当の営業マンとじっくり打ち合わせをしながら、予算の範囲内で、希望の家を設計し、その家を建てることができる土地も見つけられます。

まずは各ハウスメーカーの資料を取り寄せて、各ハウスメーカーの特徴を知ることが大事です。

その上で、自分が理想とする家を建ててくれそうなハウスメーカーを絞り込みましょう。

ハウスメーカーから送られくる資料には、たくさんの建築実例が掲載されているので、まだ漠然としたイメージしか持って無い人は、カタログを見ているだけで、より具体的に自分が作りたい家をイメージできるようになりますよ。

ハウスメーカーから送られてくる資料だけでも、かなり勉強になりますが、それ以外にも本や雑誌などを読んで、できるだけ知識を増やしておきましょう。

事前に準備をすればするほど失敗して後で後悔する事が少なくなります。

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最初の初期費用は高くなりますが、屋根にソーラーパネルを付けて発電し、その電気を利用したり売電する事で、月々の光熱費を安くする方法などもあります。

そういう提案をしてくるハウスメーカーも中にはあるかもしれませんので、できるだけたくさんの情報を集める事が大事です。

管理人 文字実
家作りで失敗する人には共通のパターンがあります。→ 家作りで失敗しないため住宅展示場に行く前に絶対にした方がいいことは?
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文字実

株式会社シグマ・デザイン社長。住宅や資格など様々なジャンルの専門家であり、大手メディアでユーザー目線に立ったわかりやすい記事を書いているWebライター。WebマーケティングやWebプログラミングなど、Webまわりの専門家。

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