住宅のプロが教える人気ハウスメーカーの選び方の比較のコツ

ようこそ!ハウスメーカーで家を建てようと考え始めた時にこんな事で悩んでいませんか?

  • どのハウスメーカーを選べばいいのか分からない。
  • ツーバイフォー?従来工法?建築技術の違いが分からない?
  • 各ハウスメーカーの平均坪単価などの相場を知りたい。
  • できる営業マンの見分け方を知りたい。
  • 実際に注文住宅を建てた人の生の口コミや評判を知りたい。
  • ハウスメーカーを比較して検討したい。
  • おすすめのハウスメーカーを教えて欲しい。
  • マイホームを建てるのに結局どれだけ費用(内訳)がかかるのか知りたい。
  • 手抜き工事などで欠陥住宅を建てられたという人の話を聞いたことがあるので怖い。
  • ハウスメーカーに頼むのと工務店に頼むのとでどんな違いがあるのか知りたい。

このサイトをご覧いただくことで、注文住宅を建てる時の建築会社選びの際に多くの人が心に抱えている疑問や悩みを解消する事ができます。

また、あなたの思い描いている理想の家を建ててくれる最適なハウスメーカーの選び方が分かるようになります。

まず最初に1つだけ超重要な事を言わせていただきます。

それはハウスメーカー選びで理想の家が作れるかどうかの90%以上が決まるという事です。

これからその理由を説明させていただきます。

ハウスメーカー選びで家作りの90%は決まる!

もし、あなたがハウスメーカー選びなんて、有名で知名度のある会社だったら信頼できるからどこに頼んでも同じではないかと思っているならそれは大間違いです。

自分が建てたい理想的な家を建ててくれるハウスメーカーや工務店というのは限られています。

建築工法の違い、インテリアプランなどの提案力、坪単価、アフター保証の内容など、各社それぞれ特徴があります。

家を建てるというのは、多くの人にとって人生に1度の大きな買い物です。マイホームを建てると、ほとんどの人は長期間にわたる多額の住宅ローンを負担することになります。

また、お金の問題だけではなく、家の善し悪しはそこに住む人が幸せになれるかどうかにまで影響を及ぼします。

家作りを決意してから実際に家が建つまでは、長い時間がかかります。家作りが成功するかどうかの最初の関門がハウスメーカー選びなのです。ハウスメーカーを決める時には、徹底的に情報収集して比較検討して考え尽くさなければなりません。

これからハウスメーカーや工務店の選び方のポイントになる基本的事項を1つずつご紹介します。ぜひ、最後までお付き合い下さい。

独自の切り口で分析した住宅メーカーのランキングなども掲載していますので参考にして下さい。

なお、このホームページではハウスメーカーのことをHouse Makerを略してHMと書いたり、住宅メーカーとして書いている場合がありますが、基本的には同じ意味だと思っていただければ大丈夫です。

地元の工務店か?大手ハウスメーカーか?設計事務所か?

まず、住宅会社選びのポイントになるのが、工務店にするのか、大手ハウスメーカーにするのか、設計事務所にするのか、3つの中からどれを選ぶのかです。

ハウスメーカーと工務店の比較については、こちらの「ハウスメーカーと工務店の比較」のページをご覧いただきたいのですが、一番分かりやすいポイントは、工務店で家を建てる方がハウスメーカーで家を建てるよりも2割〜3割くらい値段が安くなるということです。

その原因はいろいろあるのですが、一番大きな原因はハウスメーカーが多額の広告宣伝費を使っているために、その分が建築費用に上乗せされるということにあります。

工務店は地域密着で営業している事が多く、口コミなどでお客さんを獲得しているので、あまり広告宣伝費を使いません。その分だけ、建築費用が安くなる傾向があります。

これがハウスメーカーと工務店の最大の違いです。

また、工務店は、地域密着で営業しているためフットワークが軽く、家の引き渡し後も気軽になんでも相談できるというメリットがあります。

他方で、ハウスメーカーにもいろいろとメリットがあります。

全館空調、耐震設備などの最新の技術が使われている設備を導入できますし、大手ならではのブランドの安心感があります。

また、デザインや間取りの提案力があり、建築技術も一定の水準を保っているので、誰でも簡単に一定の品質以上の家を建てられるということです。

また、建築工期が短いというのもメリットです。ハウスメーカーの場合、建築が始まったら3ヶ月くらいで完成することが多いです。

大手ハウスメーカーは、全国各地にある住宅展示場にモデルハウスを出展しているので、完成品のイメージがしやすいというのもメリットです。

次に、設計事務所です。

設計事務所は、じっくりと相談しながら、自分好みの自分だけのオンリーワンの家を建てることができるのが最大のメリットです。

また、変形地や狭小地など家を建てるのが難しい土地でも、土地を最大限に有効活用した設計をしてくれる場合が多いです。

ただ、設計事務所に依頼する場合には、コストが高くつくことと工期が長いというデメリットがあります。

また、大手ハウスメーカーの場合は、かなりの部分をハウスメーカー任せにすることができますが、設計事務所を利用する場合には、自ら積極的に家づくりに関わっていかなければならないので、ある程度の知識が必要になります。

時間と労力をかけて、自分も積極的に家づくりに関わっていきたいという人には、設計事務所が向いていますが、自分で勉強するのが苦手で、ある程度専門家任せにしたいという人は大手ハウスメーカーが向いていると言えます。

ハウスメーカーも工務店も設計事務所も、それぞれにメリットとデメリットがあるので、どちらがいいのかはどんな家を建てたいのかやその人の性格などによります。

なので、大事なことは、それぞれの長所と短所をしっかりと理解した上で、自分に最適なのはどちらなのかをじっくりと考えることです。

主要構造(建築工法)を決める

工務店かハウスメーカーか設計事務所かを決めたら、次に家の主要構造を決める事をおすすめします。

主要構造というのは、家の骨格となる材質と工法の事です。

構造は大きく分けて、木造と鉄骨造の2つに分類できます。

木造の場合、さらに木造軸組工法(在来工法)と壁式工法(ツーバイフォー)に分けられます。

予算によって選べるハウスメーカーが決まる

ハウスメーカー選びで大切なポイントの1つは予算です。

家を建てる時に必要なお金をよく坪単価という言葉で表すことがあります。

坪単価というのは、家を建てる際にかかる総費用を延べ床面積で割った数字で、おおまかな予算を計算するのに役立ちます。

一般に大手の有名なハウスメーカーほど坪単価は高くなる傾向があり、地域の工務店やローコストハウスメーカーは坪単価が安くなる傾向があります。

どのようなオプションを付けるかや使用する建材のグレードによって坪単価は大きく変わるのですが、大まかな目安として、有名な大手ハウスメーカーで高いところだと坪単価100万円以上、ローコストハウスメーカーだと坪単価40万円くらいとなっています。

自分が建てたいマイホームの予算を決めれば、注文するハウスメーカーをある程度の数まで絞り込むことができます。

最近のローコストハウスメーカーは、広告宣伝費を削ったり、全国チェーン網を作って大量仕入れによって仕入れコストを削減したり、様々な努力でコストを削減しているため、安くても品質は悪くないところが増えているために、良いローコスト住宅メーカーを選べば、コストパフォーマンスの高い住宅を作る事ができます。

きちんとした安心できるローコストハウスメーカーを選べば、決して安かろう悪かろうではないので、予算を抑えたい場合には、ローコストハウスメーカーを積極的に検討する事もおすすめです。

掲載しているハウスメーカーの一覧

当サイトで掲載しているハウスメーカーの一覧です。皆様からのコメントも募集しています。

会社名 特徴
積水ハウス 注文住宅の受注数で最大手のハウスメーカー。坪単価50万円台〜80万円台の商品を幅広く揃えて全国展開しています。鉄骨と木造の両方を建てられます。
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス) ロングライフ住宅のパイオニア的存在。RC造で災害に強い家を建てるのが得意なハウスメーカー。
住友林業 木造軸組構法(在来工法)で自社が所有する森林の国産材を多用して「木の家」を作ることを強みにしているハウスメーカー。
積水化学工業(セキスイハイム) 家を建てるのに必要なパーツをあらかじめ工場で作っておき、それを現場に運んで現場で組み立てるというユニット工法を採用しているハウスメーカー。鉄骨系と木質系の両方を選択できる。
スウェーデンハウス 北欧の住宅を日本に輸入してきた輸入住宅ではトップのハウスメーカー。北欧のデザインが好きな人から絶大な支持を得ている。
ダイワハウス 業界最大手の総合不動産デベロッパー。鉄骨系メーカーで、本社が大阪にあることもあって特に関西地方で強い。
三井ホーム 日本で早くからツーバイフォー工法を採用しており、ツーバイフォーのリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いているハウスメーカー。
ミサワホーム ミサワホームといえば「蔵のある家」。天井高が1.4m未満の場合、床面積に参入しないことが建築基準法で定められており、それをうまく活用して大収納のある家を建てることができる。
大成建設ハウジング スーパーゼネコンの1つである大成建設の住宅部門から独立した子会社。ゼネコンならではの総合力が強みのハウスメーカー。
パナホーム(Pana Home) パナソニックの子会社で、オール家電、エコ、環境を意識した住宅を建てているハウスメーカー。
トヨタホーム トヨタ自動車の子会社。自動車の技術開発で培った鉄に関する技術・知恵を活かして、鉄骨ラーメン構造と鉄骨軸組工法を採用しているハウスメーカー。
三菱地所ホーム 不動産総合デベロッパーである三菱地所の完全子会社であり、三菱グループの住宅メーカー。全館空調とバリアフリーを特徴とする「エアロテック」というブランドを売りにしている。
一条工務店 ツーバイシックス(2x6)による木造建築を得意とし、和風住宅が好きな人には人気のハウスメーカー。地域によって直営とFC(フランチャイズ)があり、少しグループ関係が複雑で、サービスや品質のばらつきが大きいとの声がある。
アイフルホーム ローコスト住宅メーカーの代表的な存在。ネット販売のi-Primeは坪単価20万円台から。比較的若い世代の人が検討することが多い。FC加盟店を使って全国展開している。
レスコハウス WPC(ウォール・プレキャスト・コンクリートパネル)工法という高強度のPCパネルを壁に使う住宅メーカー。火災や地震などの災害に強い家を望む人には選択肢の1つ。
セルコホーム カナダの輸入住宅を商品化して販売しているハウスメーカー。宮城県仙台市に本社があるが代理店と契約して全国展開している。
ソーラーサーキット(カネカのお家) 外断熱と二重通気を組み合わせたソーラーサキットという技術をアピールしている。全国にFCの契約工務店があり契約する際にはそのFCが相手となる。実際の建築・施工は代理店任せなので品質にばらつきがある可能性が高い。
東急ホームズ 北米からの輸入住宅商品であるミルクリークが主力商品の住宅メーカー。北米のデザインやテイストが好きな人に人気。
住友不動産 住友グループの不動産会社。どちらかというと戸建住宅よりもマンション建設に強いメーカー。都市型・近代型のスタイリッシュなデザインが若い世代に人気。
ヤマダ・エスバイエルホーム 以前はエスバイエルという名前であったが、ヤマダ電機の子会社となりヤマダエスバイエルホームに改名。スマートハウスに力を入れている。
日本ハウスHD 以前は東日本ハウスという名称だったが、2015年に改名。木造軸組構法2x4工法の長所を合体したモノコック構造を得意としている。東北地方で強い。
新昭和 在来工法のクレバリーホームとツーバイフォー工法のウィザースホーム2種類の商品がある。クレバリーホームは一応全国展開しているが、主に本社のある千葉県とその周辺で営業しているハウスメーカー。
土屋ホーム 北海道の札幌市に本社を構えている。北海道という寒い地域で長年の経験を積んでいるハウスメーカーなので、高断熱・高気密の住宅をアピールしている。北海道だけでなく東北地方から首都圏にかけても進出している。
天草ハウジング 東京の八王子に拠点を構えている。北米の輸入住宅から始まり現在はスウェーデンの輸入住宅も扱っている。小規模なハウスメーカーであるが東京近辺の営業地域では評価されている。
アキュラホーム 全国に工務店のネットワークを構築し「アキュラシステム」という制度を作ることで低コスト化を図っている。ローコストハウスメーカーでは知名度が高い。
NCN(エヌ・シー・エヌ) 耐震性に優れているSE構法という木造ラーメン構造を採用しているハウスメーカー。全国に代理店があり、設計や現場の施工は代理店に任されている。
木下工務店 創業者が大工出身で、技術のある大工集団というイメージをアピールしている住宅会社。関東を中心に営業展開している。
ゼロホーム 京阪神(京都、大阪、兵庫で営業しているローコストハウスメーカー。長期優良住宅を坪単価20万円代から販売。)