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家作りを成功させるための14の法則(1〜7)
人々にとって人生でもっとも大事な住宅の購入では失敗は許されません。
そのためには次に挙げる14のポイントを確実にクリアする必要があります。
それでは、1ずつ見ていきましょう。
【成功法則1・家を建てる動機の確認】
ハウスメーカーの営業マンの給与多くは本給に契約数による歩合給が加算される給与体系になっています。
そのためユーザーに契約を急がすのが通例になっています。
でもそのペースに乗せられるわけにはいきません。
そのためにも住宅の建築をする目的をじっくり検討することです。
つまり、何の目的で、いつまでに、家族のそれぞれが何を実現したいのか、という風にです。
【成功法則2・期待する点を明確にする】
家づくりの方針を立てるためにハウスメーカーに期待することを明確にしておくべきです。
例えばそれはプランなのか、方針なのか、あるいは値段か、工期のスピードなのか、という風にです。
それが明確になれば、ハウスメーカー選びが楽になりますし、自分たちがやらなければならない事も明確になります。
【成功法則3・最初に工法を決める】
工法を決めないとその工法に合うハウスメーカーが選択できません。
まずはユーザーの希望に合う工法を決めなければいけません。
これから建築しようとする家で何をしたいのかという目的からRC造なのか木造なのか、木造の場合在来工法なのかツーバイフォーなのかを決めましょう。
例えば珍しい例を挙げると、自宅で空手の道場を開きたいという人がいました。1階が駐車場と駐輪場、2階が居住部分、3階が空手道場という間取りでした。
空手というのは激しいスポーツですので、当然軽量鉄骨などの工法が必要になってきます。
家作りを成功させるための14の法則(其の4〜其の7)
【成功法則4・こだわっている点をはっきり伝える】
ハウスメーカーによるモデルプランをアレンジするだけでなく、ユーザーのこだわりについてはっきり伝える。
全てをこだわると標準プランからはみ出てしまって費用が高くなってしまいますが、これだけは譲れないという部分だけはきちんと実現してもらうようにしましょう。
【成功法則5・予算は低めに伝える】
予算を正直に目いっぱい伝えると、ハウスメーカーは間違いなく予算いっぱいの見積もりを作るものです。
これではプラン変更などのための予備費を準備することができません。
したがって予算は総額の80%〜85%ぐらいを伝えておくのが適当です。
【成功法則6・打ち合わせ議事録の要求】
交渉ごとには必ずといっていいほど「言った、言っていない」というようなトラブルがつきものです。
それを避けるためには営業マンに「打ち合わせ議事録」を提出してもらうといいでしょう。
一番いいのは営業マンとの大事なやり取りはEメールでする事です。Eメールでやり取りした記録はきちんと保存しておけば後の争いの際の証拠になります。
【成功法則7・敷地調査は有料でやってもらう】
ハウスメーカーに敷地調査を任せておくと無料だけにおざなりになることがよくあります。
これでは後々変更が多く出る可能性がありますから、きっちりした敷地調査をやってもらうためには有料にした方が賢明です。
それだとメーカーも責任を持ってやるでしょうから安心できます。