レスコハウス
レスコハウスは、プレキャストコンクリート工法(プレハブ式壁式鉄筋コンクリート住宅)を主力商品にしているハウスメーカーです。
1967年から営業している歴史あるハウスメーカーの1つで、以前は新日鉄グループの一員でしたが、2016年に桧家ホールディングスの100%子会社になりました。
プレキャストコンクリート工法を採用しているため、耐震、耐火、耐久性は非常に高いのが特徴になっています。
プレキャストコンクリート工法を採用しているハウスメーカーとしては他に大成建設ハウジング(パルコンシリーズ)しかないため、プレキャストコンクリート工法で家を建てたい人たちからの支持を得ているようです。
特に、防火地域に指定されているエリアでは、原則として耐火建築物しか建てることができないため、木造建築物を建築することができません。
そのため、防火地域に家を建てる人はプレキャストコンクリート工法を採用しているレスコハウスを選ぶことが多いようです。
また、火災や地震に強い家というものにこだわる人にも人気があるようです。
断熱性能、気密性、騒音の遮音性能にも優れているため家にとって最も大切なポイントは高いレベルで充されています。
デメリットとしては、建物の重量が重いため、強固な地盤が要求されることです。地盤調査は必須ですし、地盤が悪い場合には地盤改良が必要となりますので、その分だけトータルのコストも高くなります。
デザインは、プレキャストコンクリート工法を採用していることもあって、重厚で無骨な外観となっています。他のハウスメーカーに比べるとハイセンスなデザインは望めないかもしれません。
特等的なのは「青空リビング」と呼ばれるものです。屋根のスペースを活用して、和風の庭園やバーベキューができるようなスペースを作ることができます。子育て世帯、アウトドアが好きな人、庭園などの自然を家の中に取り入れたい人には非常に魅力的です。
現在、レスコハウスは、東京、千葉、神奈川に展示場を持っており、関東地区を中心に営業活動を行なっています。
レスコハウスは着工数が少ないこともあり、一人の工事担当者が受け持つ建築現場の数が他の大手ハウスメーカーに比べると少ないため、現場監督の巡回頻度が高く安心できるという声を聞くことがあります。
また、誠実・堅実なイメージのある営業マンが多い印象があります。
坪単価は60万円から75万円くらいとなっているため、ハウスメーカーの中では少し高い方ですが、性能から考えると全然高くはないでしょう。
関東エリアで家を建てる予定で、災害に強い家や頑丈で丈夫で長持ちする家を建てたいという人は、候補の1つとなるハウスメーカーだと思います。
レスコハウスの商品一覧
レスコハウスの商品ラインナップは非常にシンプルになっています。
デザインの提案力が弱いのが少し気になるところですが、そんなことよりもとにかく丈夫で頑丈な家が欲しいという人にとっては気にならないかもしれません。
注文住宅
- CUBE FIT
企画住宅
- CUBE select
1階が鉄筋コンクリート造のWPC工法で、2・3階を木造軸組工法で建てる混構造の住宅
- Smart One Custom HYBRID(スマート・ワン カスタム ハイブリッド)
賃貸・併用住宅
- TOWNCODE
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東日本大震災を経験したこともあって地震とか災害に強い家を建てたくてレスコハウスを検討中です。モデルハウスの営業マンの印象は悪くなかったし、屋上を有効に使えるのもいい。ただ外観のデザインがやっぱりちょっと・・・。
コンセプトが違うから仕方ないかもしれないけど、他のハウスメーカーのモダンでカッコいいデザインと比べると決めかねてしまって。うーん、悩んでます。