ヤマダ・エスバイエルホーム
ヤマダ・エスバイエルホームは大手家電量販店の1つであるヤマダ電機の連結子会社で、ヤマダ電機の太陽光発電やオール家電などのノウハウを活用したスマートハウスに力を入れているハウスメーカーです。
1951年に小堀住研という社名でスタートし、1990年に「エス・バイ・エル」に社名を変更しました。
現在、「小掘の住まい」という商品があるのですが、その名前は創業当社の小堀住研が由来となっているのでしょう。
Sは空間のSpaceの意味、Lは暮らしのLifeの意味で、その2つをかけるX(バイ)ことで価値を創造するという意味があるようです。
その後、2011年にヤマダ電機の子会社となりました。
以前は、ローコスト住宅の「すまい21」と自由設計の2種類の商品を扱っていたのですが、現在すまい21の情報が見当たらなくなっているため商品ラインナップから消えたと思われます。
工法は木質パネル工法という工場で作った木のパネルを現場で組み立てるやり方で、原理としてはツーバイフォー工法と同じです。
以前はローコスト住宅もラインナップしていたため、ローコストハウスメーカーであり木質パネル工法を採用しているタマホームが比較対象になっていました。
以前はローコストタイプの住宅が価格が安い割には品質が良くて評判だったのですが、今はヤマダ電機の子会社となったことにより、坪単価が高いスマートハウスを強みにしているようです。
ZEH(ゼッチ)住宅、太陽光発電、オール家電を取り入れたスマートハウスに興味がある人にとっては有力好捕の1つになるハウスメーカーだと思います。
住宅展示場に建っているヤマダ・エスバイエルホームのモデルハウスはどこも坪単価100万円以上のものばかりなので、多くの人が実際に建てる坪単価60~70万円くらいの家とは材料、品質、設備、設計の手間などが大きく異なりますので、その点は注意が必要です。
別ページの「住宅展示場に行く前に絶対にした方がいいことは?」のページでも書いているように、事前の下調べをせずに住宅展示場のモデルハウスを見に行っても失敗することが多いので、まずはカタログを取り寄せて、どんな商品があるのか、実際の建築事例、標準仕様・設備などを確認しておきましょう。
ヤマダ・エスバイエルホームの強みであるスマートハウスについてもカタログに詳しく書いてあります。
スマートハウスは他のハウスメーカーも力を入れている分野ですので、ヤマダ・エスバイエルホームだけしか建てられないわけではありません。
パナホームなど他のハウスメーカーも太陽光発電やオール家電を強みとしているので、手間はかかりますが、家づくりを成功させるためにも慌てずに他のハウスメーカーとじっくり比較することは大事です。
ヤマダ・エスバイエルホームの商品一覧
ヤマダ・エスバイエルホームは自由設計の注文住宅を主力にしているハウスメーカーで他のハウスメーカーと同じような商品ラインナップになっています。
注文住宅以外にもリフォーム、分譲住宅、土地活用、賃貸経営なども行なっています。
主な商品ラインナップは以下のようになっています。
邸宅シリーズ
- 小堀の住まい
- MINCA.(ミンカ)
- SIMPLE&MODERN(シンプル&モダン)
- ASTAIR(アステア)
注文住宅シリーズ(2階建て)
- New Authent(ニューオーセント)
- SMART ECO STYLE ZERO(スマートエコスタイルゼロ)
- [es.](エス)
- E-CHERIE(イーシェリエ)
- 多世帯住宅(暮らし方提案住宅)
- SPシリーズ(北海道の住まい)
平屋
- ニューオーセント平屋の住まい
注文住宅シリーズ(3階建て)
- yutoRino(ユトリノ)
- Villenzz(ヴィレンツ)
アパート・賃貸住宅経営
- St' LOUER(セントロイエル)
戸建賃貸住宅
- elsis garden(エルシスガーデン)
SMART ECO STYLE ZERO(スマートエコスタイルゼロ)は「ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)」になっているので省エネ住宅や太陽光発電に興味がある人にはおすすめです。
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