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クレジットカード

PayPayの「100億あげちゃう」キャンペーンは失敗すると思う。

2018年12月7日

文字実
この記事は、株式会社シグマ・デザイン社長の文字実が執筆しました。

TwitterなんかでPayPayの「100億あげちゃう」キャンペーンが盛り上がってるけど、私の予想では、キャンペーンが終わってキャッシュバックされた残高を消費したら、PayPayは使われなくなると思う

いろいろと理由は考えられるけど、まず、使える店舗が少なすぎる

ファミリーマートとビックカメラが使えるのが救いだけど、それ以外のコンビニや家電量販店で使えないというのはやっぱり不便。(2018年12月7日時点)

普段は、Apple PayでQuicPay(クイックペイ)とSuica(スイカ)を使いまくっているけど、だいたいどこの店に行っても両方使える。

それと比較するとまだまだPayPayは話にならないレベル。

QRコードっていうのもいまいちな感じがする。

QuicPay(クイックペイ)とSuica(スイカ)で非接触型のFeliCa(フェリカ)に慣れているから、いちいちアプリを起動してQRコードを表示させて決済というのはめんどくさい。

FeliCa(フェリカ)が搭載されていないスマホでも使えるというのが強みなんだろうけど、一度FeliCa(フェリカ)の快適さに慣れてしまうと、QRコードというのは煩わしい

使っているスマホはiPhone XS Maxだけど、QuicPayだとサイドボタンを2回押して、FaceIDで認証してかざして終わり。

Suicaだとそのままかざして終わり。

特にSuicaの快適さに慣れるとQRコードっていうのは、どう考えても使う気になれない。

PayPayで唯一お得だと感じる点は、月の上限が5,000円だけど0.5%の還元があること

ただ、これもクイックペイに登録しているクレジットカードで還元率0.5%なんていくらでもあるし、スイカのチャージで0.5%のポイントが付与されるクレジットカードもあるので、特に大きなメリットにはならないと思う。

おそらくソフトバンクとヤフーは、PayPayを中国でのアリババのアリペイのようなものにしたかったんだろうけど、気持ちだけが先行しすぎてて、サービスが全然付いてきてない状態だと思う。

Yahoo IDとかソフトバンクのケータイ番号とかと紐づけられて、完全に行動を把握されることになるのに嫌悪感を示す人も多いだろう。

100億円なんて大金をばら撒いたけど、得られるものは小さくて、おそらく数年後に静かにサービスを終了しているんじゃないかと心配になる。

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