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ソーラーサーキット(カネカのお家)の基本的な情報
ソーラーサーキットは、カネカが開発した外断熱と二重通気の技術を使って作った家のブランドです。
家全体を断熱し断熱の隙間をテープで完全に密閉することで、高い断熱性を実現しています。
フランチャイズ方式(FC方式)を採用し、全国の工務店と代理店契約をして営業をしている。
アイフルホームと同じように、典型的なフランチャイズ方式のハウスメーカーであり、施主が直接契約するのは各地の工務店であり、カネカは一切責任を負わないので注意が必要である。
他のフランチャイズ方式のハウスメーカーと同様に、各地域の特性に応じた設計・施工ができるというメリットがある反面、各工務店の技術力の差によって出来上がる家の品質にバラツキが出るというデメリットがあります。
「いい家がほしい」というベストセラー本がソーラーサーキットの宣伝本として活用されているので、ソーラーサーキットの家を検討している人は、一度読んでおくことをおすすめします。
比較対象としては、同じフランチャイズ方式のアイフルホームやユニバーサルホームがあります。
平均坪単価は約60万円〜70万円くらいになっています。
家の住み心地の良さにこだわっており、住宅の断熱性や気密性にこだわっているため、見た目の外観の割には、坪単価が高いという声が多いようです。
ただ、断熱性の高さや結露の少なさなど、住宅の基本的な性能に関しては概ね評判が良いです。
ソーラーサーキットの心地よさのポイント
1.夏でもエアコンがなくても涼しい。壁内を通気するので、断熱するだけより涼しい。
ソーラーサーキットの家は、屋外の空気を床下から取り入れて、壁内を通気することで、強い日差しで温度の上昇した建物を冷やします。
2.屋根から基礎まで家全体を外断熱ですっぽり包みこむから、家の中全体が暖かかくなる。
一般的に戸建ての家は寒いとよく言われます。
カネカのお家は、家全体を断熱材で包みこむ外断熱の技術を使っていますので、リビングはもちろん、寝室やキッチン、さらに暖房機能がない浴室、廊下まで、家中どこでも極端な温度差が生じにくくなります。
家の中全体が同じ温度に保たれることでヒートショックによる健康被害を防止することができます。
断熱材の継ぎ目は入念にテープで塞ぎこむので、気密性が高くあたたかい空気が逃げず家の中を暖かく保つことができます。
3.外断熱により結露リスクを低減
ソーラーサーキットシステムは、外断熱の技術により、壁の中、床下、基礎の部分まで断熱材で保温するので、目に見えない部分の結露リスクまで小さくしています。
また、ソーラーサーキットの家では、アルミ素材よりも、断熱性・気密性が高い樹脂サッシを利用しています。
結露は、温かい空気が冷やされることで起こりますので、断熱性の高い樹脂サッシを利用することで結露を防ぐことができます。
壁や窓まわり、床下で発生した結露は、湿気によりカビやダニが発生する温床となり、建物の各部分の劣化につながる原因となり、家の寿命を短くします。
結露を防ぐことで、家の耐久性を高めることができるのです。
ソーラーサーキットの家は、断熱性能を表すUA値が0.4~0.6におさまっており、ZEH基準を満たしています。
このようにソーラーサーキットの家は、気密性や断熱性などの住宅の基本的な性能は非常に高いのが特徴です。
ただし、前述のようにフランチャイズ方式を採用しているため、各工務店の技術により出来上がりの品質にバラツキが出るので注意が必要です。
※画像参照:カネカのお家 ソーラーサーキット
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