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日記

「転職の面接」を成功させる7つの法則(服装・態度・マナー等)

2019年3月7日

文字実
この記事は、株式会社シグマ・デザイン社長の文字実が執筆しました。

前回の記事(「転職の面接」が成功するかは事前の準備で9割決まる)では、転職の面接で事前に準備すべきことを徹底的に解説しました。

今回は、より具体的な面接本番の対策を説明します。

守るべきマナーや服装などについても詳しく説明しますので、これから面接に不安がある人はぜひ最後まで目を通して下さいね。

面接は見た目の第一印象で90%が決まる

面接では、様々な質問が投げかけられ、それに答えることで、企業にとって必要な人材かどうかが判断されます。

しかし、それ以前に、実は、見た目の第一印象で90%くらいが判断されているのです。

面接担当者は、応募者の服装、態度、マナーなどの「見た目の印象」からも、その人の人柄を判断しようとしています。

見た目の第一印象で90%くらいが決まり、後の面接はそれを確認していく作業に過ぎないとも言われているくらいです。

例えば、第一印象で「清潔感が無さそうだ。」とか「やる気が無さそうな人だ。」と判断されれば、それを後の面接の応答で覆すのは難しくなります。

反対に、第一印象で「やる気のありそうな人だ。」と思われれば、後の面接は非常に好印象に進むでしょう。

したがって、転職の面接ではパッと見た目の第一印象を良くすることが極めて大事なのです。

見た目の第一印象を良くするコツ

それでは、具体的に、見た目の第一印象を良くするためにはどうしたらよいのでしょう?

まず、大切なのは身だしなみを整える事です。

服装、髪型、靴、カバンなどは特に注意が必要で、応募先企業の社風に合ったものを用意しましょう。

それから、顔の表情や態度・仕草にも注意が必要です。

面接担当者が最初に見るのは、当然応募者の顔です。

緊張しすぎもダメですし、リラックスし過ぎもダメです。

できれば、いつもどおりの表情で明るく振舞いましょう。

基本的にどこの会社でも、好印象をもたれるのは、「明るくて、前向きで、やる気のありそうな人」です。

その印象を顔の表情で表す事ができればベストです。

また、面接官に対して好意をもって、うまく合わせるように心がける事が大切です。

採用担当者は様々なタイプがいます。

穏やかな話し方をする人、威圧的な話し方をする人、ゆっくり話す人、早口で話す人など。

いずれにせよ、どんなタイプの人であれ、その採用担当者に好意を持って接するようにしましょう。

その心がけが自然と言葉遣いや態度に現れて、相手に好印象を与えることができます。

それから、話すスピードやテンポを合わせることも大事です。

相手が早口な人であれば、自分もできるだけ簡潔にテンポよく話すようにし、相手がゆっくり話す人であれば、自分もできるだけゆっくりと丁寧に話すようにしましょう。

これは心理学で、ペーシングと言われる技術で、相手の信頼を得るために有効だと言われています。

自分と同じようなペースやリズムで相手が話してくれると自然と好感を持てるのが人間ですよね。

面接の服装は企業の社風やニーズに合わせる

書類選考や筆記試験は通過するのに、いつも面接で落とされるという人は、もしかしたら服装に問題があるのかもしれません。

見た目は華やかでおしゃれで、一見すると非の付けようのないような服装でも、それが相手の企業の社風やニーズにマッチしていなければ、それが原因で不採用となるケースがあります

創業年が古く保守的な企業や、経理や事務はコツコツと地味な作業を期待しているという会社の場合、あまり華やかな服装は好まれません。

他方で、アパレル業界の場合には、多少華やかでおしゃれな服装の方が好まれることも多いでしょうし、IT業界(技術職)の場合には、特に服装にはこだわらないという場合も多いでしょう。

応募する企業の求人情報をチェックして、そこで実際に働いている社員の写真などがあれば、それを注意深く見ることで、どのような服装がふさわしいかを判断することができます

服装や身だしなみについても、相手の応募企業に合わせるということが大切です。

ただし、注意しなければならないのは、応募企業の社風やニーズに合わせようとするあまり、自分らしさを失った過剰な演出にならないようにする事です。

自分らしさを保ちながら、無理の無い範囲で、できるだけ応募企業の求めるものに合わせるという姿勢が大事です。

アクセサリーについて

女性のアクセサリーは派手では無いシンプルなものにしておくのが無難です。

数も1〜2つくらいに抑えるようにしておきましょう。

男性は、結婚指輪以外のアクセサリーは全て外しておくようにしましょう。

時計は、派手過ぎたりカジュアル過ぎる場合には外しておく方が良いでしょう。

香水について

香水については、匂いの種類や強さによっては、面接担当者に不快感を与える可能性があります。

面接の時には、香水はつけないようにしましょう

面接官とのコミュニケーションで気を付けること

中途採用の面接で、採用担当者が知りたいことは、「応募者が即戦力となるか」と「応募者の人間性」です。

それをチェックするために様々な質問が投げかけられそれに応答していくことになります。

この面接官とのコミュニケーションで注意しなければならない点がいくつかあるので、ご紹介します。

面接官の話をよく聞き、質問の意図を考える

なにより大切なことは、相手の話をよく聞くことです。

話をよく聞き、さらに、その真の意図することを考えるようにしましょう。

例えば、よく聞かれる質問の1つである「あなたの短所は何ですか?」という質問です。

これは、単に応募者の短所や弱点を知りたいわけではなく、応募者が自らの短所をどれだけ自覚して、それを改善するために、どのような努力をしているかを知りたいのです。

したがって、質問の答えとしては、単に短所を言うだけではなく、それを改善・予防するためにこのようなことをしているという点まで答えるようにしましょう。

応募書類と重複する内容のことは言わないようにする

採用担当者の質問に対して、履歴書や職務経歴書に書いてある内容だけしか答えない人が時々いますが、これは意味がありません。

採用担当者は、事前に履歴書や職務経歴書をチェックしているので、そこに書いてあることはすでに知っているのです。

既に知っていることを、再度聞かされても採用担当者としては何の意味もないのです。

同じような内容を聞かれた時には、履歴書や職務経歴書に書いたことは、簡潔にすまして、それ以上の別のアピールポイントやエピソードをじっくりと話すようにしましょう

相手に合わせたコミュニケーションをする

さきほども申し上げたように、面接では応募書類に書いてあること以上の事をアピールするのが大切なのですが、話が冗長になったりして、相手がうんざりするような事にならないように注意しましょう。

相手の顔色をうかがいながら、そろそろ飽きているなと感じたら、話を切り上げるか話の内容を変えるなど臨機応変に対応しましょう

それから、前述したように、心理学のペーシングという技術を使い、相手の話すスピードやテンポに合わせるというのも大事です。

面接官の立場に合わせた話をする

転職の面接で、面接官となる人の立場は、面接の段階によって異なります。

これは少し難しいので、できればでいいのですが、もし相手の立場が分かれば、その立場に合わせた内容の話をすることが大事です。

面接官が、社長なのか、人事担当者なのか、現場の担当者なのかによって、相手の心に刺さる内容は異なります

人事担当者の場合には、現場での専門用語などを使っても理解できないことが多いでしょう。

相手の面接官がその会社のワンマン社長である場合には、とにかくその社長に好まれるような会話をすることが大事になってくるでしょう。

転職の面接で成功する人の共通点

転職の面接に成功して内定をもらえる人には、共通点があります。

1つ目は、当然ですが、企業のニーズにマッチした人材である事です。

いくら能力が高く、経歴が立派でも、企業の求める人材とマッチしていなければ、採用されるのは難しいです。

つまり、反対に考えると、例え不採用となったとしても、それは、企業のニーズに自分がマッチしなかったというだけのことであり、必ずしも自分の力が劣っているというわけではないという事です。

なので、不採用になったからと言って、落ち込む必要はありません

2つ目は、ありのままの本来の自分の姿をさらけ出せる人です。

採用担当者は、面接で、応募者の着飾った人間性を見たいわけではなく、本当の姿を見たいと思っています。

どんな質問に対しても、スラスラとそつなく答える人が時々いますが、そういう人はどうしても「本音が見えにくく」いまいちその人がどんな人なのか分からないのです。

反対に、たどたどしくても、オリジナリティのある自分の言葉で答える人は、本音が見えやすく、その人の本当の姿を想像しやすく好感が持てるのです。

面接で質問に答える際には、テンプレート化されたような答えをスラスラと言うのではなく、たどたどしくてもいいので、できるだけ自分の言葉で本音を語るようにしましょう

ただし、「前の会社の退職理由」などを聞かれた時に、前の会社や前の会社の上司の悪口を言うのは絶対にダメです。

どこの会社でも、多少の不満点などはあるのが当然です。「少しの不満で、うちの会社も辞めてしまうのでは」という不安を採用担当者に与えてしまう危険性があります。

電話での対応も面接の一部と考える

中途採用の場合、電話でやり取りをすることが多いです。

こちらからかける場合もあれば、応募企業からかかってくることもあります。

どちらにしても、電話での対応も選考対象になっていると考えておかなければなりません

電話では、お互いの顔はみえないものの、言葉使いや声のトーンでその人の人間性はある程度分かるものです。

他にも電話をする時には、いくつか注意点があります。

電話をかける時間帯は注意する

こちらから応募企業に電話をかける場合には、時間帯に注意しましょう。

お昼休みの12時から13時までや、終業時間の17時以降はできるだけ、こちらからは電話をかけないようにしましょう

どうしても、この時間帯を避けられない場合には、一言謝罪の言葉を入れるようにしましょう。

電話をかける場所に注意する

最近は、携帯電話を使うことがほとんどだと思います。

途中で声が聞きづらかったり、途中で切れるような事があれば印象が悪いので、電波の状況を確認し、必ず電波状況の良い場所からかけるようにしましょう。

また、お互いの声を聞きやすくするために、周囲ができるだけ静かな場所からかけるようにしましょう。

スケジュール帳と筆記用具を用意しておく

面接の電話をすると、その場で面接の日程が決まる場合もあります。

すぐに対応できるように、スケジュール帳と筆記用具は必ず手元に用意しておくようにしましょう。

慌ててカバンの中から取り出すというような事にならないように注意しましょう。

明るい声でハキハキと話す

相手に声が聞き取りやすいように、適度な音量でハキハキした声で話すようにしましょう。

ボソボソした小さな声や張りのない声はそれだけで、相手に良くない印象を与えてしまうので、注意が必要です。

氏名と用件をはっきり伝える

応募企業に電話をかける際には、最初に必ずフルネームと用件をはっきりと伝えましょう

「私、◯◯(フルネーム)と申します。◯◯の求人情報を見て、ぜひ応募させていただきたいと思いお電話させていただきました。」とはっきり伝えましょう。

「あの、すみません。◯◯の求人情報を見たのですが・・・」など、はっきりしない言い方はしないようにしましょう。

最後は必ずお礼を言う

電話の最後には必ず、「どうもありがとうございました。」と添えるようにしましょう。

また、電話を切る時は、必ず、相手が先に切ったのを確認してから、こちらが切るようにしましょう。

途中で、先に切ってしまうと、それだけで悪印象を与えてしまいますので、注意が必要です。

面接の本番で注意すべき態度とマナー

さきほど、面接では、見た目の第一印象が非常に大事と言いました。

まず、顔の表情や身だしなみが大事なのですが、それと同じくらい面接中の態度やマナーも大切です。

以下のような態度・仕草はNGなので注意しましょう。癖になっている人の場合は、無意識にやってしまいがちなので、特に要注意です。

  • 猫背やうつむきがちな姿勢
  • 顎を突き出して話す
  • 視線がキョロキョロと泳ぐ
  • 過剰な身振り手振り
  • 髪の毛を触るなど余計な動きが多い
  • 腕や足を組んで話す

面接会場以外での行動も見られている

面接の本番では、面接会場の中だけでなく、全ての行動が見られていると思いましょう

会社に入ってくる時の態度、受付の人との接し方、控室での様子など全てチェックされていると思いましょう。

面接が終わった後、採用担当者が、受付の人に、「◯◯さんという人、来る時どうだった?」と聞く事は多いです。

面接会場でのマナー

面接本番の時に守るべき最低限のマナーがありますので、ご紹介します。

  • 会社に入る前に再度身だしなみをチェックする
  • 5〜10分前に到着すること。遅刻は厳禁。早すぎるのもNG。
  • 控室ではスマホをいじったり、他の人と雑談するなど余計なことはしない。基本的には黙っておとなしく待っていること。
  • 会場に入る時には、ノックをして「どうぞ。」と言われてから入室する。
  • 入室したら「失礼いたします。」と言って一礼する。
  • 「座って下さい。」と言われてから、「失礼します。」と言って座る。カバンは足元に置くこと。
  • 椅子には浅く腰かけ背筋を伸ばす。
  • 履歴書や職務経歴書は封筒から出して中身だけを両手でわたす。
  • 面接官が話している時は相手の目を見て話を聞くこと
  • 面接が終わったら、立ち上がって椅子を戻し「どうもありがとうございました。」と言って一礼する。
  • ドアのところでも再度一礼して「失礼します。」と挨拶をする。

以上は最低限のマナーなので必ず守るようにしましょう。

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