
今週、初めて中国の深センに行くことにした。
目的は、深センで開催されている深センモーターショー(2019深港澳车展)を見に行くためです。
つい先日の2019年5月30日にレクサスRXがマイナーチェンジされるという発表があって、深センモーターショーが6月1日から開催ということで、世界で一番最初にマイナーチェンジされた新型RXの実車が公開されるからです。
私はチャンネル登録者数は少ないものの、主にレクサスを中心とした情報を発信するユーチューブチャンネルを運営しています。
レクサスYouTuberとしては、このチャンスを逃すわけにはいかない。
新型RXの実車の映像を誰よりも早く日本の皆さんにお届けしたいのです。
また、これは確かな情報かどうか怪しいのですが、中国で発売されることが決定しているレクサス初のミニバンであるLMも展示されているらしいのです。
ただ、LMに関しては、ウェイボーで調べても情報があまり出て来ないのでガセネタかもしれません。
実際に行ってみないと分かりません。
ということで、ここまでの話の流れからすると、私が海外旅行によく行っている旅行なれした人間だと思いますよね。
でも、実はそうじゃないんですよね。
海外旅行に行ったのは過去に1回だけ。今回が2回目です。
しかも、前回の海外旅行はもう10年以上前になります。ちなみにアメリカのサンフランシスコとラスベガスに行きました。
もちろん、中国は初めてです。
一応、昔に中国語を少しだけ勉強したことがあって、中国語検定3級を持っていますが、最近勉強していないのですっかり忘れてしまいました。
海外旅行の税関とか入国審査の流れなんかも、どんなものだったかすっかり忘れているので不安で不安で仕方がないというのが正直なところです。
とりあえず、不安を少しでも和らげるために、事前に調べられることは徹底的に調べて、旅の行程を頭の中で何度も何度もイメージトレーニングしています。
まず、飛行機の予約から始めたのですが、深センに行くには、大きく2つのルートがあります。
- 1つ目は、関西国際空港から深セン宝安国際空港へ直行便で行く方法。
- 2つ目は、香港国際空港に直行で行ってから、船や車などで深センに入る方法。
航空会社は少し高くてもいつも国内線で利用していて安心できるANAを利用することにしました。
当然、1つ目の深センへ直行便で行くのが手っ取り早いのですが、その場合のデメリットは料金が高いことです。
関空から深センへの直行便を利用するとシーズンにもよりますが、私が行く予定の6月では往復で13万円くらいかかります。
他方で、香港経由の場合、香港国際空港までの直行便は往復で7万円くらいです。
かなり差がありますよね。
また、飛行機の本数も圧倒的に多いです。
ただ、香港経由の場合のデメリットは、香港から深センに入る時に、出国・入国審査などの面倒な手続きが発生することです。
香港は中国なのですが、一国二制度が採用さているようで、同じ国なのに香港と深センを行き来するには出国・入国手続きが必要なのだそうです。
これがかなり不安で、最初は深センへの直行便にしようかと思ったのですが、他の人のブログを読んでいると、ほとんどの人が香港経由で深センに行っているので、自分も何とかなるだろうという根拠の無い自信が出てきたので、安い香港経由で行くことにしました。
香港から深センに入る方法としては以下の3つがあります。
- フェリー
- MTR(電車)
- リムジンバス
調べたところ、どれも一長一短あるのですが、初心者におすすめなのがフェリーということだったので私はフェリーで深センに入る予定です。
フェリーで深センに入ると香港での出入国審査をパスすることができるらしいのです。
できるだけ煩雑な手続きは減らして不安要素を取り除きたいので、コストは高いのですが、今回はフェリーで深センに入る予定を立てています。
ただ、フェリーで深センに入るためには色々と条件があるらしくて、特に預け荷物がある場合に、少しややこしい条件があります。
そこで、私は預け荷物が無いようにキャリーバッグは持って行かずに、リュックだけで行くことにしました。
男の2泊3日旅行ですので、リュックだけでも十分何とかなります。
預け荷物が無いとフェリーに乗るのが簡単になるので、これで1つ不安材料を減らすことができそうです。
フェリーに乗って、深センの蛇口というターミナルまで行って、そこからホテルに向こうおうと思います。
ホテルまでは、地下鉄で行こうと思っていたんですけど、フェリーターミナルが移動して地下鉄の駅までかなり遠くなったようなので、ここは思いっきってタクシーで移動することにしました。
フェリーが着いたらすぐに白タクの運転手が寄ってたかって来るらしいのですが、それは無視して正規のタクシー乗り場から乗らないとぼったくられるようです。
このあたりも注意しなければなりませんよね。
もしかしたら間違えているかもしれませんが、下のマップのようにフェリーターミナルが移転したようです。
蛇口港という地下鉄の駅からかなり遠くなっていますよね。
歩くと30分くらいかかるようで、地下鉄に乗ろうと思うとシャトルバスなどに乗って移動しなければならないようです。
今回はタクシーで移動する予定なので、このバスに乗って移動するという壁も1つスルーできそうです。
ちなみに宿泊はインターコンチネンタル深セン(深セン華僑城洲際大酒店)の予定です。
IHGリワーズクラブの会員なので、ホテルはIHGグループの中から選ぶ予定です。
中国は日本に比べてホテルが安いので、シーズンにもよると思いますが、インターコンチネンタルを選んでも一泊2万円もしないんですよね。
これで、日本から深センのホテルまでたどり着く予定は立ちました。
実際にこの通りに行けるかどうか分かりませんが、こういう予定で行きたいと考えています。
それから一番大事なのがお金ですよね。
もちろん、人民元にいくらか両替して持っていくつもりですが、深センはキャッシュレス社会らしくて、WeChatPayかAliPayがないとご飯も食べられない場合があるらしいのです。
ということで、日本人がAliPayを使うのはかなりハードルが高いので、今回はWeChatPayを使うことにしました。
実はWeChatPayも日本人が使うには、かなりハードルが高いです。
以前は、クレジットカードなどでもチャージできたらしいのですが、今はそれもできなくなりました。
クレジットカードで本人確認はできるのですが肝心のチャージができないのです。
ポケットチェンジを使ってチャージすることもできなくなったので、中国本土の銀行口座を持っていない日本人がWeChatPayにチャージする唯一の方法はVpayfastを使うことだと思います。
VpayfastとWindowsのWeChatアプリを組み合わせれば何とかチャージできます。
スマホのWeChatアプリだと受け取ることができないのですが、WindowsのWeChatアプリだと何故か受け取ることができるのです。
どうしても、WeChatPayにチャージしたいという人は、VpayfastとWindowのWeChatアプリでやってみて下さい。
ただし、この方法もいずれ規制されるかもしれません。
今は、日本人が長期滞在ビザ無しで中国本土の銀行口座を作るのが難しくなっていますし、どんどんハードルが上がっていっていますね。
そうやってチャージしたWeChatPayをウェイボーの広告で使ってみたところ無事に使えたのですが、実際に中国にいってから現地で使えるのかどうは定かではありません。
多分使えると思いますが、現地に行ってからWeChatPayが使えなかったらかなりピンチになりますね。
まだ1回も使ったことがないので、使えるかどうか不安ですが、そこは何とか乗り越えたいと思います。
あと、インターネット環境ですね。
私のiPhone XS MaxはSIMフリーなので、中国聯通のSIMカードさえ入手すれば、中国と香港で使えるらしいんですね。
しかも、そのSIMカードが日本のAmazonで売っているらしいのです。
ということで、早速注文しました。
2泊3日ですが、余裕を持って2GBを2枚購入しました。
容量が無くなったら再チャージできるらしいのですが割高らしいので、注意が必要です。
SIMフリーのiPhoneの場合、現地に着いてからSIMカードを差し替えて[設定][モバイル通信][データローミング]をオンにするだけで使えるようになるらしいです。
これもやったことが無いので、本当にそれで使えるようになるのか不安です。
もし、インターネットが使えないとなると百度の地図も使えないので、これまた大ピンチになります。
ということで、不安だらけの香港経由の深セン旅行ですが、今のところこういう予定を立てています。