
深セン旅行の3日目は帰るだけなのでちょっと寂しいですね。
ただ、深セン蛇口から香港国際空港へのフェリーの乗り継ぎなど、少しややこしい所があるので気は抜けません。
深センから香港国際空港へ入る方法も、逆の場合と同じでいろいろあるのですが、私は行きと同じようにフェリーで香港国際空港に向かうことにしました。
まず地下鉄で2号線の蛇口港駅まで行きます。
駅から出るとすぐにB601の蛇口フェリーターミナル行きのシャトルバスが出ています。
地下鉄の駅の前には、いかにも怪しそうなバイクに乗ったおじさんたちがたむろしていて、後ろに乗せて行ってやるみたいなことを言っていましたが、ぼったくられそうで怖いので無視してシャトルバスに乗り込みます。
シャトルバスは1元で乗ることができるし、私が行った時は、地下鉄の駅から出ると2台も待機していたので、それほど待ち時間も無く乗れるかと思います。
蛇口フェリーターミナルに着いたら2階でチケットを購入します。
おじさんが立っているので、現金で買うかWeChatPayで買うかどちらかを伝えれば、どの機械に行けばいいか教えてくれました。
私は現金(シエンジン)で支払うと言いました。
機械に並ばされて、きちんと買えるかどうか不安だったのですが、機械の横に係りの人が立っていて目的地さえ伝えれば、あとは全部やってくれたので楽でした。
料金は270元だったと思います。
フェリーのチケットを買ったら、次は飛行機のチェックイン手続きをします。
同じ2階に各飛行機会社のチェックインカウンターがあるので、そこに行ってチェックイン手続きをします。
預け荷物がある場合には、ここで預けることになります。
ここでも預け荷物をフェリーから飛行機に積み替える時間が必要なため、飛行機の時刻よりだいぶ前のフェリーに乗り込んでおく必要があります。
フェリーで深センと香港を往来する時には、預け荷物があるといろいろと不便なので、できれば、手荷物だけで行くことをおすすめします。
フェリーのチケットを買った時に、香港国際空港で120香港ドルが返金されるクーポンをもらえるので、無くさないように大事にもっておきましょう。
詳しいことは知らないのですが、フェリーの場合、香港の制限エリア内から出ないので120香港ドルが返金されるようです。
行きとは違って、出国審査がありますので、少し早めの時間からフェリー乗り場に入場できますので、電光掲示板をよく見て時間に注意しましょう。
時間になったらフェリーに乗り込み30分ほどで香港国際空港に到着です。
船はそれほど揺れないので、船が苦手で船酔いするという人もそれほど気にしなくても大丈夫かと思います。
香港国際空港に着いたらここで、120香港ドルの返金を受けられますので忘れないようにしましょう。
保安検査を済ませたら、香港国際空港の中をある程度自由に行動できるようになるので、お土産を買ったり食事をしたりして楽しむと良いでしょう。
ちなみに私はフードコートみたいなところで香港のお粥と揚げ麺のセットみたいなのを食べました。空港のフードコートにしてはけっこうおいしかったです。
中国や香港は本当に料理が美味しいですね。
香港国際空港は本当に広い空港なので、できるだけ時間に余裕をもって行動することをおすすめします。
搭乗口まで行くだけでも10分とか15分とか平気でかかりますし、場所によっては地下鉄みたいな乗り物に乗って移動しなければならないので、移動するのに本当に時間がかかります。
余裕をもって少し早めに搭乗口の近くに到着して、待機しておくことをおすすめします。
ここまで来ればもう安心ですよね。時間が来たら飛行機に乗って後は帰るだけです。
帰りの飛行機でも、私はiPad Proとノイズキャンセリングヘッドホンでウォーキング・デッドを見ていました。
途中で機内食が出てきて、確か牛煮込み丼と冷やしうどんだったと思います。そしてデザートにハーゲンダッツのアイスクリーム。
ちなみに帰りもANAでした。
帰りは天候が悪くて、飛行機に乗っている間ずーっと揺れていました。
でも、ノイズキャンセリングヘッドホンをしていたこともあって、揺れる音がほとんど聞こえなくて、怖さはほとんど無かったですね。
飛行機の音や揺れが苦手な人や子供にはノイズキャンセリングヘッドホンは本当におすすめです。
飛行機や新幹線に乗るときの必需品ですね。
飛行機の窓からは綺麗に沈んでいく太陽や夕焼けが見えました。
無事に関空に到着した時には、ほっと安心しました。やっぱり自分の祖国に帰ってくるとなんとも言えない安心感を感じますよね。
荷物を減らしたかったので、お土産は最小限にしました。小さなパンダのぬいぐるみセットとパンダクッキーだけ買ってきました。
空港に着いてからは、日本人なので、入国手続きも超スムーズです。
海外旅行に行くたびに、自分の祖国である日本が好きになっていくように思います。
空港から家までは車で帰り無事に家に辿り着くことができました。
ここからは余談なのですが、帰国してからすぐに関空で中国聯通のSIMカードからいつも使っているワイモバイルのSIMカードに入れ替えたのですが、なぜか電波が立っているのに全く繋がらないのです。
家に帰ってからゆっくりといろいろ調べたりして設定したのですが、結局直すことができませんでした。
最終的に、全て初期化して、直すことができましたが、これが帰ってきてからで良かったと本当に思いました。
海外でインターネットが繋がらないようなことがあれば、かなり不安ですし不便なので、もう少しSIMカードの差し替えや設定の仕方を勉強しておかないと怖いなと思いました。
最近の新しいiPhoneはなぜかAPNを設定する項目がないんですよね。
こういう点ではAndroidの方が設定しやすいのかなと思いました。
自信がなければ、SIMカードよりもWiFiルーターをレンタルしていった方がいいかなと思います。